子育ての悩みや教育費などお金の悩みを解決する、「子育て診断士 & 1級FP」の瀬下澄江です。
会社勤めをしていて、給与振込口座があらかじめ指定されている場合がありますよね。お得ではない銀行なのに使わざるをえないケースがあると思います。そんな銀行口座のお金は、他の使い勝手がいい銀行に資金移動させたいと思うのではないでしょうか。
そんなときに使えるのが「定額自動入金サービス」です。今回は、そんな定額自動入金サービスを使える銀行や定額自動入金サービスの仕組みについて紹介していきますね。
定額自動入金サービスとは?
まずは、定額自動入金サービスの仕組みについて紹介しますね。定額自動入金サービスとは、他の銀行から毎月定額で自動的に入金されるようにする仕組みのことです。例えば、給与振込口座から、自分の住信SBIネット銀行へ毎月自動で10,000円が入金されるようにする設定をすれば、あとは毎月勝手に住信SBIネット銀行に10,000円が入金されます。こんなイメージで他の銀行から自動的に入金できますよ。
定額自動入金サービスは、貯金目的などで他の銀行口座から資金移動するときに使えるサービスです。この仕組みを使えば、メガバンクなどが給与振込口座であっても、一度定額自動入金を設定してしまえば、給与振込口座はお金を受け取るだけの口座にできます。また、定額自動入金サービスは手数料無料で使えるところがほとんどになるため、お金をかけない資金移動の方法としても使えます。
定額自動振込との併用がおすすめ
他行宛振込手数料が無料になる銀行口座に資金移動して、そこから家賃などを振り込みたいといった需要もあるのではないでしょうか。そんなときは、定額自動入金と定額自動振込を両方とも使うのがいいですね。先に必要なお金を定額自動入金で入れておいて、あとで定額自動振込で必要なお金を振り込んでおくようにすれば、支払いが滞ることはありませんよ。
定額自動入金を使うのにおすすめの銀行
ここからは、定額自動入金を使うのに適しているおすすめの銀行を紹介していきますね。だいたいどこでも同じようなサービスですが、少し特典が異なる場合もあるため、その点も紹介していきます。
住信SBIネット銀行の「定額自動入金」
定額自動入金サービスを使うのであれば、住信SBIネット銀行が一番おすすめです。その理由は、定額自動入金を使うだけでスマプロポイントと呼ばれるポイントが毎月30円分貯まるから。スマプロポイントは500ポイント貯まれば現金に交換できますし、手数料無料で入金しながら毎月30円もらえるなんてお得でしかありませんよね。ということで私も住信SBIネット銀行の定額自動入金を利用しています。他にもいろいろと定額自動入金に対応している銀行がありますが、特典があるのは住信SBIネット銀行だけですよ。もし定額自動入金を使うのであれば、住信SBIネット銀行がおすすめです!
ソニー銀行の「おまかせ入金サービス」
ATM手数料や他行宛振込手数料を無料にしやすいソニー銀行でも、「おまかせ入金サービス」という名称で定額自動入金サービスがあります。手数料無料で使えて、毎月5日または27日に入金元となる口座の引き落としが行われて、4営業日後にソニー銀行に入金されますよ。こちらも1回設定しておけばあとは毎月自動的に入金されるため、手間もお金もかかりません。メガバンク、ネット銀行、地方銀行、信用金庫などに対応しているため、使い勝手もいいですよ。
イオン銀行の「自動入金サービス」
イオン銀行 でも「自動入金サービス」という名称で、毎月定額自動入金ができますよ。もちろん手数料は無料で、1件につき10,000円以上1,000円単位で入金金額を設定できます。引き落とし日は毎月6日または23日に設定できますよ。土日祝日の場合は翌営業日ですね。イオン銀行の場合は、住宅ローンが便利ですので、メインバンクでは使ってないけど住宅ローンはイオン銀行というケースがあるのではないでしょうか。そのときに他の銀行から自動入金サービスを使うことで住宅ローンの引き落としにも問題なく対応できると思います。
じぶん銀行の「定額自動入金サービス」
じぶん銀行 でも「定額自動入金サービス」という名称で同様のサービスがあります。手数料無料で利用できて、毎月6日または26日に入金元となる銀行から引き落とされ、4営業日後に入金される仕組みです。auも住宅ローンがありますので、住宅ローン用にじぶん銀行を使っている場合は、定額自動入金サービスが便利に使えますね。